あなたの愛車もこんな音してませんか？

NOBU CAR CRAFT

こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、

以前うちのお客さんから

「スピードを出したら
後ろからゴォ～、ゴォ～と
音がするんです。」

と連絡があって
詳しい話を聞いてみたら

「ゆっくり走ってる時に
その音は聞こえないけど
スピ―ドを出すと音が
大きくなって聞こえる。」

とのことでした。

「車の速度で
音が大きくなるのなら
回転が関係していると
思うので

ハブベアリングが
悪いのかもしれませんね。」

と答えて

後日、車を預かって
ハブベアリングを点検したら

なんと！

特に異常は
ありませんでした。(笑)

「あれ？おかしいな。。」

と思い
一度試乗してみたら

確かに速度を上げていくと
音が聞こえるようになって
振動も出てきました。

その振動で
ピンときたんですが

お店に戻ってすぐに
タイヤを調べてみたら、、

やっぱり！

タイヤが変な減り方
(表面が変形)してました。

と言っても
これは目で見るだけでは
わからない程度の
微妙なもので

手でタイヤを
ぐるっと一周触ると
よくわかるんですが

表面が変な減り方を
しています。

だから
スピードを出すにつれて
音や振動が出ていたんですね。

お客さんに事情を説明して
再度詳しく話を聞いてみたら

どうやら
タイヤの空気が少ないまま
走っていたみたいなので
それが原因だと思われます。

よく空気圧が低いと
燃費が悪くなると言われますが

それだけでなく
こんな風に表面が
変形することもあるので
あなたも注意してください。

他にも一部分が膨らんで
コブのようなものができる
こともありますが

どちらも元には戻らないので
そうなってしまうとタイヤを
交換するしかありません。

今回のタイヤは
よくよく調べてみたら
もう製造から6年以上も
経っていたので

どのみち
交換するべきだった
ということで
4本とも新品に交換して

もう一度試乗してみたら
異音も振動も無くなりました。

年間の走行距離が少ない人は
タイヤの溝が減らないから

「まだ大丈夫だろう。」

と思いがちですが

単純にタイヤは
ゴムですから
年数とともに
劣化していくのは当然で

年々性能や耐久度は
下がっていきます。

先日もお伝えしたように
タイヤには
必ず製造された年月が
表記されてますから

これを確認しておけば
自分のタイヤが
何年経っているのか
すぐにわかります。

繰り返しになりますが
その製造年月は
タイヤの側面に4桁の数字で
表記されていて

最初の2桁が週で
次の2桁が年になっています。

例えば“3115”と
表記されているのなら

2015年の31週目
(2015年7月19～25日)に
製造されたということです。

もしあなたも
タイヤをいつ交換したのか
覚えていないのなら

この製造年月で確認すれば
間違いないですよ。

では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。

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