ツライチにする方法は？

NOBU CAR CRAFT

こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、

これは
ホイールのオフセットを
オーダーや特注できない
1ピースに多い
カスタム方法なんですが

ホイールを
フェンダーギリギリ
(いわゆるツライチ)に
調整するのにスペーサー
というパーツを
使うことがあります。

たぶんあなたは
(これを読んでるくらいだから)
かなりの車好きだと思うので
ツライチについての
説明は省きますが

そんなスペーサーには
大きく分けると
2つのタイプがあって

まず3mmや5mmなど
比較的薄いタイプで
これを車体側とホイールの
間に挟み込んでボルトを締め
調整します。

本当にギリギリで
ツライチを攻める場合は
1mmのスペーサーを使って
微調整することもありますが

このタイプは前述の通り
取り付けも簡単なので
自分で付けたことがある人も
多いんじゃないかと思います。

ただ大事な注意点として
スペーサーの厚みが増すと
ナットのネジ山が少なくなり
ボルトにかからなくなる
というのがあるので

ざっくりとですが
5mm以上の厚みは危険だと
覚えておいてください。

もしそれ以上の
厚みを希望する場合は
車体側のハブボルトを
長い物に交換する
必要があるんですが

それには費用が
別途かかるのと
車の買い換えなどで
純正のホイールに戻す場合

もう一度短いボルトに
交換しないといけない
場合があります。

なのでそんな風に
5mm以上の厚さを
必要とする場合は

もう1つの
ワイドトレッドスペーサー
(通称：ワイトレ)という
タイプのスペーサーを
使うんですが

こちらはスペーサーに
新しいハブボルトが
打ち込まれていて

車両側のハブボルトは
専用の薄いナットを使って
一旦スペーサーと固定し
その新しいハブボルトで
ホイールを固定します。

こちらのタイプは通常
15～25mmくらいの厚さを
使うことが多いんですが

こちらも注意点として
純正のハブボルトの長さは
約25mmくらいあるので

逆に25mm以下の
厚みを使用する場合
純正のボルトがはみ出して
ホイールに当たってしまう
ことがあります。

ただこれは
ホイールの裏側に
そのはみ出たボルトを
逃がせるくぼみがあれば
問題ないので

そこを
事前に確認しておけば
問題はありません。

それからよくうちでも

「ワイトレは
車検に通りますか？」

と聞かれる事がありますが

これについては以前
大分陸運支局に直接
問い合わせたことがあって

「これを付けたことで
タイヤやホイールが
フェンダーから
はみ出さなければ
車検は問題ない。」

とのことでした。

ただ現実には
車検に出した先
(ディーラーや整備工場)の
社内規定で
NGになる事もあるので

その場合は
一旦取り外して
再度車検に
通さないといけません。

なのでその辺りも
事前に車検先に確認してから
取り付けた方がいいでしょうね。

では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。

＜今日のオススメ＞

実際に
ワイドトレッドスペーサーも
安い物から高いものまで
色々と種類がありますが

かなりの重さ(負荷)が
かかる大事な部分なので
強度証明書などの
証明書が付属してる
商品がいいと思います。

車種専用品などもあるので
ワイトレを考えている方は
ぜひ一度お問合せください。

お問合せやご相談は
店頭以外でも

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