NOBU CAR CRAFT
こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、
最近、寒くなってきたので
スタッドレスタイヤへの
交換作業が増えてきたんですが
そんな作業をしていて
少し困るのが
“ホイールに付いてる
盗難防防止ナットの
アダプターなどが無い”
という場合で
お客さんに聞いても
「あら~、どこやったかな?」
と忘れていることも多くて
よくお客さんと一緒に
車内を捜してます。(笑)
「大事な物だから
車からは降ろして
家の中に保管してる。」
という人もたまにいますが
出先で急に
パンクしたりすると
ホイールが外せず
パンク修理や
タイヤの交換が
できないことも
ありますから
やはり普段から
車に載せておいた方が
いいと思います。
もしあなたも
今これを読んで
「どこにあるか思い出せない。。」
というのであれば
一度確認しといてください。
それから
アダプター以外でも
“ホイールナットが
固く締められ過ぎていて
緩まない”
というケースもあって
これは
まだまだ知らない人も
多いようですが
ネジやボルトには
“適切な締め具合”
というのがあり
単純に固く締めれば良い
というわけではありません。
例えば
ホイールナットに関して
説明をすると、
商品の箱や
パッケージの裏などにも
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このナットの締め付けトルクは
110~120N・m (11~12kgf・m)です。
ナットの締め過ぎや不足は、
ホイールやハブボルト等の
変形や緩みを引き起こし、
事故の原因となる場合があります。
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という記載があって
うちでは
トルクレンチという
締め付ける強さを設定して
全てのホイールナットを
均等な強さで締めれる
専用工具を使って
手作業するんですが
自分でやったのか
思いっきり力まかせに
締めてたり
おそらく乗用車用ではない
インパクトレンチ
(エアーなどで動く自動工具)
で強力に締めてることもあって
確かに
「締め付けが弱くて
ナットが緩むよりかは
いいだろう。。」
という気持ちも
わかるんですが
前述の通り
特に市販の盗難防止ナット
(ロックナット)は
材質が純正とは違ったり
特殊な形状やデザイン等の
加飾をしてたりするので
適切なトルクで締めないと
商品自体が壊れてしまう
ことも多いんです。
そして特に
前述のインパクトレンチ
という自動工具を
使ってしまうと
作業自体は
人間がソケットを
手で回すよりも速いですし
自動ですから
力も要らずに楽なんですが
ソケットが高速で回転した時に
ホイールのナットホール(穴)に
傷が入ることも多く
こちらも商品箱の裏などに
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インパクトレンチを使用すると
締めすぎやボルト、ナット、
ホイール等の傷、変形を引き起こし
事故の原因となることがあります。
トルクレンチを使用して
正しい締め付けトルクで
締め付けてください。
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と書いてあります。
もちろん
そもそもナットホールが無い
純正のスチール製ホイールなどは
そこまで気を使わなくても
良いと思うんですが
市販のアルミホイールは
強度を高めたり
ディスクのデザインを
かっこよくするために
ナットホールをぎりぎりまで
小さくしてることが多いので
その場合は
薄口のソケットでも
インパクトレンチを使うと
傷が入ることがあるんです。
それから
自動工具を使うと
手で締めるのと違い
ナットの締まり具合を
感触で確認できませんから
少しハブボルトや
ナットに異常があっても
そのまま気付かずに
自動で締め付けてしまい
ボルトやナットが
ダメになってしまう
こともあって
もし万が一
そうなってしまったら
ナットを外すのは
かなり大変な作業です。
ハブボルトを折らないと
取れないこともありますし
その際はホイールに
傷が付く可能性も高く
最悪の場合は
ハブボルトを交換することに
なるかもしれません。
少し専門的な話ですが
実はそのハブボルトにも
多くはないですが
いくつか種類があって
トヨタや日産などメーカー毎に
ネジ山の間隔(幅)が違うので
ハブボルトなら何でもいい
というわけではありません。
値段は1本数百円程度ですが
取り換える工賃
(車にもよります)が
数千~数万円かかることも
ありますから
“たかがナットを締めるだけ”
と思って舐めていたら
痛い目にあうかもしれません。
ちょっと今日のお話は
車のカスタムに
興味の無い人が聞いたら
神経質で細かく
感じるでしょうけど
今これを
読んでるくらいですから
多分あなたは車好きで
私のお話を理解してもらえると
思っています。
実際に今までに何度も
市販のホイールを付けてきた
あるうちのお客さんは
ホールに傷が入らないように
わざとスリムな(細い)ナットを
付けてたりしますから
こういうのも意外と
大事な部分です。
なのであなたも
もしスタッドレスや
ローテションなどで
ホイールの脱着作業を
依頼する場合は
もしかしたら
少し嫌がられるかも
しれませんが(笑)
勇気を出してお店や
作業をする人に手作業を
お願いしてください。
では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。
<今日のオススメ>
もちろん前述の通り
NOBUではホイールナットの
締め付けにトルクレンチ
という専用工具を使い
手作業していますが
さらに
ホイールのナットホールに
傷が付かないよう
ソケットの外側にも
保護テープを貼っています。
こうしておけば
ナットホールの外側に
ソケットが触れても
傷が付きませんからね。
タイヤ、ホイールの交換も
ぜひNOBUにお任せください。
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