自分は何もしてないのに。。

こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、

先日うちのお客さんが
事故に遭って
少し前から車を
修理で預かってるんですが

その事故が起きた瞬間を
ドライブレコーダーが
記録していたので
私も見せてもらいました。

事故が起きたのは
住宅街の十字路だったんですが
見通しが悪く

お客さんが時速30kmぐらいで
十字路を直進しようとしたら
右側から突然車が現れて
相手の助手席のドア辺りに
正面からぶつかりました。

そのお客さんが
走ってた道は優先道路で
相手側には一時停止の
標識があるんですが

映像で見る限りでは
相手が一時停止せずに
そのまま直進して

ぶつかってから
そのお客さんの車に
気付いた様子でした。

ただ、、

そのお客さんが付けてた
ドライブレコーダーは
前方しか記録できない
タイプだったので

“相手が一時停止してない”

という
肝心な部分が
映っておらず

相手の車の速度や
全くこちらを見てない
ということなどから

“一時停止してないだろう”

という感じでした。

もしこれが360度タイプの
ドライブレコーダーなら
側面まで記録できるので
良かったんでしょうが

前にもお伝えしたように
公益財団法人
交通事故総合分析センター
(イタルダ)の調べでは

交通事故の7割強が
実に側面か後方からの
衝突ということなので

やはり
ドライブレコーダーを
付けるのなら

側面や後方まで
広く記録できるタイプが
お薦めです。

今回の事故では
正面からぶつかりましたが
エアバッグも開かず
双方に怪我は
ありませんでしたけど

そのお客さんの愛車は
フロントバンパーや
ボンネットが潰れて

エアコンのコンデンサーが
エンジンまで押されてたので
修理代はかなり
高額になりそうです。

これも前に何度か
お伝えしてると思いますが

最近の車は
安全衝突ボディ等の
機能により

大袈裟にいうと
車体がわざと簡単に
潰れることによって
衝撃を和らげ

中に乗ってる人間を
守るようになってますから

外からの見た目では
大して潰れてなくても
バンパーを外して見たら
中はグッシャリということが
よくあります。

それから
そのお客さん的には
一時停止してない
相手が悪いんだから
過失割合は10対0にして
ほしいところですが

実際には
こちらの車も動いてるので
10対0にはなりませんから

仮に7対3とかになると
修理代の30％は自分で
払わないといけません。

本人からすると

「自分は何も
悪いことはしてないのに
修理代を払わないといけない
というのは納得できない！」

となるんですが

どうしても
前方不注意などの過失は
こちらにも発生しますから

あなたも信号が無く
見通しの悪い十字路を
通過する時には

優先道路であっても
十分注意をしてください。

では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。


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