NOBU CAR CRAFT NOBUでプチカスタム!クルマはノーマルじゃ楽しくない・・・でも、いきなりフルカスタムは・・・と思っている方!NOBUのお手軽プチカスタムがオススメです!

この“こだわり”が大事!?

NOBU CAR CRAFT

こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、

先日、お客さんの
新型ヴェゼルに
ダウンサスとホイールを
取り付けたんですが

前にもお伝えした
半導体不足や
部品調達の滞りによる
納期遅れもあって

新型のヴェゼル自体を
まだあまり見かけないので
これからしばらくは
目立つでしょうね。

でもこれが例えば
トヨタのアルファードや
ヴェルファイアとかだと

ホイールと
ダウンサスぐらいじゃ
すぐに目立たなくなって
仕様に飽きてしまう
となってしまうんですが

今回のヴェゼルは
なるべくそうはならないよう
パーツのチョイスには
こだわっていて

まずダウンサスは
高強度でヘタリに強い
冷間成型のタナベ製を
採用しました。

前にも説明したように
ダウンでもアップでも
市販のスプリングには

真っ赤に熱した
鋼材をそのまま巻いて
スプリングの形にする
“熱間成形”と

非加熱常温で
鋼材を成形する
“冷間成形”

という
2つの製造方法があって

熱間成形の方が容易で
コストも安いんですが
その分耐久度は低く
へたり易いです。

ちなみに前述の
ほぼへたることがない
純正のスプリングは
冷間成形なんですが

冷間成形は
強度が高い反面
製造用の機械が
とても高額なので

熱間成形よりも
値段が高くなって
しまうんです。

市販品のサスを
製造しているメーカーは
国内大手でもRS-Rやタナベ、
TEINなどたくさんありますが

冷間成形で
スプリングを製造できる
機械を持っているのは
アフターパーツ業界では
タナベだけです。

うちでお薦めしてる
NOBU'S SELECTの
足(あし)プランという
車高調のセットに
タナベを採用しているのも

車高調に
使われているスプリングが
冷間成形だからなんですが

足プランの詳細はこちらから

やはり愛車に
長く乗ろうと思えば
パーツの値段だけでなく
こういったところも
重要になってくるわけです。

もちろんお財布事情は
人それぞれですし

できるだけ安い物を買って
壊れたらすぐに買い直す
という考え方もあるので

安価だけど
強度の低い熱間成形と
強度も値段も高い冷間成形の
どちらが良いとか悪いとか
そういう話ではありませんよ。

それからホイールも
同じような理由から
鍛造(たんぞう)の
TWS(ティーダブルエス)
というメーカーを
採用しました。

こちらは
鍛造しか作らない
コアなメーカーなので
知ってる人は
まだ少ないですけど

私たちの業界では
有名なRAYSやBBSと並ぶ

“国産鍛造ホイールBIG3”

と呼ばれていて

正式には株式会社
TAN-EI-SYA WHEEL SUPPLYが
企画や販売を統括する
鍛造ホイールブランド
ということになります。

前述のように
RAYSやBBSとは違い
鍛造のホイールしか
作ってないので

TWSのホイール=鍛造
となるわけなんですが

工場には8,000t級の
巨大な油圧プレス機を
備えていて

乗用車用はもとより
バスやトラック用の他に
鉄道や船舶用の
軽金属製 鍛造部品製造も
行っています。

そして実は
色々な自動車メーカーの
純正ホイールも作っていて

同社製の
鍛造ホイールには
“TAN”の印が
入っているので

もしかしたら
今あなたの愛車に
付いてるホイールも
TWS製かもしれませんね。

それでそんな
TWSの鍛造ホイールは
全ての部分が機械加工で
仕上げられているんですが
これは実は凄い事で

というのも
全てを機械加工すると
製品のばらつきがなくなるため
良いとされているんですが

とにかく時間がかかって
作業効率が悪いので
他のメーカーでは
行っていません。

でもこのメーカーは
鍛造オンリーの
プライドなのか?

効率よりも製品の
品質を向上させるため
この方法を採用しています。

なので当然ですが
製品に対する信頼性は高く
実際に

・Super GT
・GT300
・SUPER FORMULA
・スーパー耐久

などのレースでも
TWS製のホイールが
使われています。

それで一般的に
鍛造ホイールといえば
1ピース構造の
商品が多いんですけど

TWSでは2ピースの
ホイールも作っていて
こちらはリムを深くして
魅せることもできますし

インセット(オフセット)も
豊富に選べますから
ツライチセッティングなど
にも向いています。

今回のヴェゼルに
取り付けたホイールも
2ピース構造なんですが

このモデルも5mm刻みで
インセットが選べるので
より現車にフィット
させることができます。

これが鍛造でも
1ピース構造のモデルだと
大抵インセットが
2~3種類しかないので
選択肢が限られるんですが

そんな2ピースの
デメリット(弱点)は
納期がかかることで

特に今回のモデルだと
注文生産になるので
納期が約4ヵ月です。

気の短い人なら

「そんなん要らんわ!」

となるでしょうが(笑)

同じ鍛造メーカーの
RAYS(レイズ)でも
鍛造商品の納期は
3~4ヵ月ですから

鍛造ホイールの世界では
これが普通なんです。

まぁそもそも
こういった商品は
いわゆる玄人向けなので

車の部品に限らず
何でもそうでしょうが
大量生産できませんから
仕方がありません。

TWSの人にも
聞いてみましたが

今回のホイールだと
1本作るのに作業が
約5日もかかるらしく

ホイールのディスク面を
1枚仕上げるだけで

マシニングという
切削機械を使って
約3時間も作業し

それからディスクに
色を塗って乾かして

切削加工したリムに
ディスクを組付けて
検査して。。

私は機械科卒で、
大昔にそんな仕事も
していた事があるので
その大変さがよくわかります。

そして今回、
一1番大変だったのが
そんなホイールのサイズで

前述の通りまだ
台数が少ない車両の為
ホイールメーカーにも
データがあまりなく

特に今回は
20インチだったので
尚更となり、、

もし万が一
フェンダーから
はみ出してしまうと
車検に通らなくなりますから

最終的にホンダに
協力してもらって
実車でホイールのサイズを
事前に測らせてもらいました。

確かに
一番時間がかかって
大変なやり方なんですが
結局、実車で測るのが
間違いないですから(笑)

こればかりは
仕方がありませんね。

では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。


<今日のオススメ>

今日お話した
ホイールメーカーのTWSは
BBSやRAYSほど
メジャーではありませんが

製品のクオリティは
上記の2社と同じか
それ以上なので

自信を持って
お薦めできる商品です。

TWSホイールのご相談も
ぜひNOBUまでお願いします。

お問合せ、ご相談は
店頭以外でも

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(姫野または岐部まで)

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