NOBU CAR CRAFT
こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、
先日、オーディオの
相談に来たお客さんから
「予算が限られている場合、
スピーカーとパワーアンプは
どっちが先の方がいいですか?」
と聞かれました。
これは
たまに受ける
質問なんですけど
私はいつも
「スピーカーが先の方が
良いと思いますよ。」
と答えています。
ちなみにパワーアンプは
メインユニットと
スピーカーの間に接続して
出力を増幅する機器の総称で
名前の通り
これを取り付けることで
スピーカーを動かす力
(パワー)が上がって
より迫力の
ある音を出したり
音質が良くなったり
するんですが
なぜ私が
このパワーアンプよりも
スピーカーを先に
お薦めするかというと
先にパワーアンプを付けて
駆動のパワーが上がっても
大抵の純正スピーカーでは
対応できないからです。
これは知ってる人も
多いと思うので
いまさら説明する必要は
無いのかもしれませんが
スピーカーにはそれぞれ
耐入力という性能があって
W(ワット)で表記されています。
実際に純正の
スピーカーを取り外して
裏のマグネットを見ると
“MAX:25W”とか
書いてあるんですが
こんな風に
純正スピーカーの耐入力は
せいぜいMAX15~40Wくらいで
そんなに高くはありません。
なのでそんな
純正のスピーカーに
例えば100Wの出力がある
パワーアンプを付けても
あまり効果がありませんし
最悪の場合、
パワーを入れ過ぎて
純正スピーカーが
壊れてしまう
可能性もあります。
なので私はいつも
“パワーアンプより
スピーカーが先”
と説明してるんですが
スピーカーを
先に交換することで
純正スピーカーよりも
再生できる周波数帯域が
広くなることも多いので
少し大げさに言うと
今まで聴こえ無かった音が
聴こえるようになります。
再生周波数帯域とは
そのスピーカーが出せる
低音から高音までの幅の事で
単純にこの帯域が
広いスピーカーほど
より低い音から高い音まで
再生できるということに
なります。
大抵の国産車なら
カロッツェリアやアルパインなど
大手国産メーカーのスピーカー
(2~3万円)に交換するだけで
全然違う音になりますし
特にこの価格帯は
メーカー同士の
競争も激しいので
コストパフォーマンスの
高い商品も多く
初心者にもお薦めです。
ただし一部の高級車や
メーカーオプションの
プレミアムサウンドや
ライブサウンドなどが
付いてる車両には
装着できない場合があるので
そこは注意してくださいね。
それから他にも
「サブウーファーは
あった方がいいですか?」
と聞かれることもあって
これには毎回
「絶対に
あった方がいいですよ。」
と答えています。
その理由は
車のドアに付いている
スピーカーの口径は
16~17cmが
ほとんどなんですが
その大きさでは
サブウーファーが
得意とする低域が
再生できないからで
もちろん色々な状況や
商品があるので
一概には言えませんが
単純に考えて
25cmや30cmの大きな
サブウーファーが
出すような低音を
半分くらいの大きさの
16cmや17cmのドスピーカーが
再生することは
できませんから
これは初心者でも
わかり易いと思います。
よく
「サブウーファーを付けても
ズンズン♪と鳴るだけで
うるさくなるんじゃないの?」
と言う人もいますが
実際には
スローテンポで
静かな曲でも
低音は録音されているので
ノリの良い
アップテンポな曲でなくても
サブウーファーがあると
音の厚みが増して
今までとは
また違う感じに
聴こえますから
あなたも
“もっと良い音で
音楽を聴いてみたい”
と思っているのなら
まずはスピーカーの交換や
サブウーファーの装着から
考えてみてください。
では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。
<今日のオススメ>
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