迷宮入りの事件が発生！？

こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、

先日うちのお客さんから

「ホイールの
センターキャップが
無くなったから
注文して欲しい。」

と連絡がありました。

「前輪の2つが
同時に無くなりました。」

とのことでしたが

そんなことは
滅多にないので
てっきり盗まれたんじゃ
ないかと思ってたら

「整備工場に
点検に出した後くらいで
キャップが無いのに
気が付いた。」

ということだったので

たぶんですけど
その整備工場で点検した際に
付け忘れたんじゃないかと
思いました。

でも後でもっと
詳しく話を聞いてみたら、、

その点検の時に
タイヤの組み換えや
ローテーション等は
してないらしいので

「それならそもそも
センターキャップを
外すことがないな。。」

ということになり

ますます
謎は深まるばかりです。(笑)

それで
このお客さんの
ホイールキャップも
なんですが

アルミホイールの
センターキャップには
裏側から前に外す
タイプがあって

この場合は表側から
マイナスドライバー
などで外そうとしても
傷が付くだけで
まず外れませんから
注意が必要です。

それから
これは稀にですが

キャップの隙間から
茶色い錆び(さび)が
出てる場合もあって

「アルミホイールなのに
なんで茶色い錆びが？」

と思うかもしれませんが

これは
ホイールからではなく
キャップの奥にある
車体のセンターハブや

そのボルトなどから
染み出ていることが
多いです。

もしこの症状が出たら
一度ホイールと
センターキャップを外して

茶色く錆びた部分を
綺麗に掃除して
錆止め剤を塗布しておけば
大丈夫です。

そしてこちらは
スポーツ系の車に
多いんですが

元々
センターキャップが
無いホイール
というのもあって

これはサーキットなどの
高速コーナーで
ホイールがねじれた時に
センターキャップが外れて
飛んでいくのを防ぐためで

わざと最初から
付けてませんから
決して付け忘れたり
紛失したわけではないので
覚えておきましょう。(笑)

なので
実際にそういった
使用が想定される
市販ホイールは
センターキャップが
別売りに設定されてたりして

中にはセンターキャップが
そもそも付けられない
という商品もあるくらいです。

これは少し
別な話になりますが

“センターキャップを見れば
そのホイールの価値がわかる”

とも言われていて

高品質なホイールほど
センターキャップも
凝った作りになっているので

小さなパーツですが
メーカーのこだわりが
凝縮されている
大事なパーツでもあるんです。

“神は細部に宿る”

ってやつですかね。

なのであなたも
次にホイールを見る時は
センターキャップにも
注目してみてください。

では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。


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