NOBU CAR CRAFT
こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、
先日うちのお客さんが
お店に来て開口一番
「愚痴を聞いてもらって
いいですか?」
と言うので
聞いてみたら
「助手席のドアに
30cmくらいの傷が
知らないうちに
入っていたから
車を買った
ディーラーに行って
修理の見積をしたら
約10万円でした。」
とのことでした。
輸入車という
こともありますが
確かに10万円は
痛い出費でしょうけど
車のドアの場合は
たとえ小さな傷でも
最終的にドアを1枚
塗装することが多いので
意外と傷が
大きくても小さくても
修理代はそんなに変わりません。
もちろん
安く済ませようと思えば
傷の部分だけを
タッチペンなどで
塗ることもできますが
簡易な修理は素人でも
補修跡がわかるので
うちのお店に来るような
車好きの人には嫌がられます。
それからこれは
ドアに限らずですが
傷が入った場所も重要で
ドアやパネルの境目や端だと
色味を合わせるために
その隣のパネルまで
塗装することがあるので
単純に傷が小さくても
修理代が安いわけではないと
覚えておいてください。
そして逆に
傷の範囲が広くても
深さが浅い場合は
塗装しなくても磨きで
綺麗になることがあるので
もしあなたも
愛車のボディに
傷が入ってしまったら
まずはその辺りのことを
よく調べてみてください。
それで
話を最初に戻しますが、、
実は今回
「愚痴を聞いてもらって
いいですか?」
と言ってきたお客さんは
「10万円の修理代が高い!」
と愚痴りたかった
わけではなくて
本当はそれから
修理をするのに
保険を使うことになって
“保険を使うと
割引の等級が下がるから
元の割引に戻るまでに
今までの保険料より
20万円ぐらい余計に
払わないといけない”
というのに納得できない
とのことでした。
確かにこちらも
事故などで保険を使うと
3等級割引が下がるので
元の状態に戻るのに
無事故で3年かかりますから
このお客さんの場合
3年で20万円ですから
1年で約6万6千円となり
1ヵ月5,500円です。
30年以上保険をかけ続けて
一度も使ったことがないのに
保険料がこんなに上がるのが
納得できないみたいで
「こんなことなら
保険なんか入らずに
自分で貯めれば良かった。」
と言ってました。
一応保険屋からは
「今回は10万円ですが
仮に100万円の修理でも
同じですから。。」
となだめられた
みたいですけど(笑)
本人のもやもやは消えず
誰かに愚痴りたかった
というわけです。
それで私も
何かできないかと考えながら
詳しく話を聞いてみたら
今契約してる保険が
年齢制限無しの
誰が運転して事故をしても
保険が使えるようになっていて
一番保険料が高いプラン
だったので
今回は保険で修理をして
次の更新時に条件を変更する
ということになりました。
こんな風に保険も
条件を見直せば
保険料自体が下がるので
事故で等級が上がって
割引が減っても
今と同じくらいに
なることがありますから
あなたも保険屋さんに
任せっきりではなく
定期的に条件などを
見直してみてください。
では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。
<今日のオススメ>
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