もう20年以上も前の話ですが…

こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、

たぶん昔から
来てくれてるお客さんは

この話を
一度は聞いたことが
あるかもしれませんが

私は台風が来るたびに
うちのお店が
浸水した時のことを
思い出してしまいます。

そう、うちのお店は
20年以上前に台風で
浸水したことがあって

その頃は
台風などで大雨になると
いつもお店の前の国道
（10号線）が冠水して

今は排水が整備されて
ほぼ無くなったんですが
本当に昔はしょっちゅうで

いつもすぐに
足首くらいまで水が溜まって

前の道路を車が通る度に
海の波みたいに
雨水がお店の駐車場に
押し寄せてきてたんです。(笑)

そして
私がいつも思い出すのは
一番酷かった台風の時で

いつもはお店のすぐ手前の
駐車場まで水（波）が来ても
ぎりぎりで止まったり

土嚢袋やブロックを
入り口やPITの前に置けば
防げてたのに

その日はあっと言う間に
お店の中まで水が入ってきて
膝のあたりまで浸かりました。

一応事前に予報を見て
預かってるお客さんの車や
展示している商品は
違う駐車場や2階に
動かしてたので大丈夫でしたが

まさかそこまで浸かるとは
思ってなかったので
慌ててイスなどの備品も
2階に上げました。

感覚的にですが
水が入って浸かるまで
本当に一瞬の出来事
みたいに感じました。

もちろん前の道路でも
動かなくなってしまった車が
2～3台放置されてたり
空き缶がプカプカ
浮いてたりしてました。

なにせ乗用車のタイヤが
隠れるぐらいまで
水かさがありましたからね。

それでこんな時
本当に大変なのは
水が引いた後の掃除で

雨水といっても泥水なので
水が引いた後の床は泥だらけで
お店の中を綺麗にするだけで
丸々1日かかりました。

道路に放置された車も
後で取りに来てましたけど
もう動かなくなっていて
みんなレッカーで
移動させてました。

よくニュースなどでも
冠水した道路を
水しぶきを上げながら
走ってる車の映像を見かけますが
（見ると面白そうですが…）
あれもかなり危険です。

お店の前の道路で
動かなくなった車もですが

エアクリーナーや
マフラーから
エンジンルームに水が入ると
車のエンジンが
壊れてしまうことがあります。

エンジン内部の
シリンダーに水が入ると
水は空気と違って
圧縮できないので
コンロッドを曲げたり

シリンダーブロックを
突き破ったりしてしまう
ウォーターハンマーという
現象が起きてしまいます。

エンジンの載せ換えや修理は
高額になることも多く
載せ換えだと安くても
20～30万円の費用が
発生しますから

もしあなたも
目の前の道路が冠水してたら
迷わずハザードを付けて
Uターンしましょう。

では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。


＜今日のオススメ＞

前に冠水した道路を
Uターンせず突っ込んで
痛い目にあったお客さんの
お話はこちらから

結局このお客さんは
彼女にブーブー言われながらも

「スポイラーが無いのは
かっこ悪くて耐えられない！」

ということで新品を買いました。

届いた未塗装のスポイラーに
色を塗って取り付けをして
納車しましたが

「二度と水溜りには入らない！」

と言ってましたね。(笑)

スポイラーやエアロ、
バンパーの修理も
ぜひNOBUまでお願いします。

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