ドラえもんの秘密道具じゃないけど（笑）

こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、

よくうちのお客さんからも
相談を受けるんですが
フロントバンパーや
ボンネットに飛び石などによる
小さな傷が付くことがあって

本当に1mmとか
2mmぐらいの小さな傷なので
よく見ないと
わからないんですけど
自分で洗車をしてる時に気付く
お客さんが多いです。

でもそんな
小さな傷ですから

「わざわざ
塗装するほどでもないか…」

と放置する人も多くて

バンパーは樹脂なので
いいんですけど
ボンネットやフェンダーは
基本スチールの鉄板なので

たとえ2mm程度の傷であっても
もし傷が深かったら
下地の鉄板が
そのうち錆びてきます。

そしてそれを
さらに放置してしまうと
そこから錆が広がって
知らないうちに
見えない塗装の下が錆びて

最初の傷を中心にして
まるでかさぶたの様に
塗装がペリペリと剥がれて
しまうことがあるので
意外と小さな傷だからといって
見過ごすこともできません。

「でもだからといって
たった2mm程度の傷で
ボンネットを再塗装したら
何万円もかかってしまうし…」

となるんですが

そんな時は応急処置で
タッチアップペンを使うのも
いいと思います。

タッチアップペンは
タッチペンとも呼ばれますが
ホームセンターなどでも
販売されてる補修用の塗料で

容器は口紅みたいな
形をしているんですけど
中に筆と塗料が入っていて
蓋を開けたらすぐに
色を塗ることができます。

しかも容器には
車種別の色番号が書いてあり
自分の車の色とその番号で
照合させることができるので
複雑な色でも間違え難いです。

前にもここで
お伝えしてると思いますが
色番号（カラーコード）は
商品番号みたいなもので

例えばヴェルファイアだと
ホワイトパールクリスタルシャイン
の色番号は070でブラックは202
みたいな感じになっていて

この番号を調べれば
その色の配合が
わかるようになっています。

だからトヨタの
○○パールホワイトは
白が何パーセントに対して
パールは何パーセント
みたいな具合になるんですけど

それらはあくまでも
車を製造した時の基本配合なので
同じカラーコードの車でも
経年劣化や変色、個体差などにより
車ごとに色が微妙に違います。

さらにベース色を一度塗って
その上に重ねて色を出す
パールやメタリックなどは
そもそもタッチペンなどでは
色味の再現が難しく

そのまま塗ると
余計に傷の部分が
目立ってしまいます。

もちろん
防錆という意味では
色味が合わなくても
問題ないんですが

たとえ色が合っていても
タッチペンに付属している筆は
塗料が付き過ぎるので
傷が2mm程度で小さいと
溢れたり垂れたりするので
意外と塗るのは難しいんです。

だから私はいつも
うちのお客さんに
ドラえもんの秘密道具
じゃないですけど（笑）

“爪楊枝（つまようじ）”

をオススメしていて
意外かもしれませんが
これが使いやすいんです。

傷の大きさに応じて
爪楊枝の先端を少しだけ
ほぐしたりもするんですが

2mm程度の傷であれば
そこに爪楊枝を使って
塗料を置くように色を入れて
それ以上余計なことはせず
一度乾いたらまた爪楊枝で
塗料を追加するような感じです。

誰でも簡単にできない
かもしれませんが
あなたも機会があれば
試してみてください。

では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。


＜今日のオススメ＞

そもそもうちでは
タッチペン等の補修剤を
販売していないので（笑）

タッチペンでは
手に負えない修理や塗装は
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