NOBU CAR CRAFT
こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、、
今ピットでVOLVOに
レイヤードサウンドを
取り付けているんですが
基本的に輸入車は
日本の国産車とは
違う作り方になっていて
まぁ国産車でも
メーカー毎に車の作りは
違うんですけど(笑)
おおよそというか
基本みたいなものは同じで
これが輸入車になると
全く異なります。
もちろん作ってる国が
そもそも違いますから
あたり前なんですけど
一番わかり易いのが
使われているネジの形状で
日本の国産車には
+(プラス)のネジが
使われることが多いですが
このVOLVOに限らず
輸入車にはトルクスと呼ばれる
ネジが使われています。
もしかしたらあなたも
どこかで見たことが
あるかもしれませんけど
トルクスは
アメリカの会社が開発した
六角星形のねじの頭部形状の
規格のことで
プラスのネジよりも
強く締め付けられる
というのが特徴です。
例えばプラスのネジだと
舐めて(壊れて)しまうような
強さで締めても
トルクスネジなら
単純に接点が6面ありますから
耐えられることが多く
通常プラスネジは
奥に行くほど浅くなりますが
トルクスは奥も同じ深さなので
滑りにくい構造になっています。
ちょっとこんな風に
今日はマニアックな話なので
興味の無い方は
ここからスルーしてもらっても
構わないんですけど(笑)
国産車でもステアリングの
エアバッグを固定するネジには
トルクスが使われていたりして
やはり絶対に強度が必要な部分には
日本でも使用されているわけです。
でもなぜ
そんなにメリットがあるのに
国産車には採用されないのか?
というと
プラスネジよりも
形状が複雑な分
値段が高いのが
大きな理由で
車は内装だけでも
多くのネジを使いますから
ネジの形状が違うだけでも
何百万台の生産数で計算したら
大きなコストになるんです。
ただフランスのルノーと
提携してる日産には
トルクスを使ってる
車種もあったりして
今後は国産車にも
トルクスが使われる可能性は
あると思います。
というのも
最近ホイールを固定する
ナットとボルトが
国産車もヨーロッパと
同じ方式になってきてるからで
レクサスは
少し前からですが
トヨタのクラウンも
レクサスのようにナットから
ボルトに代わりました。
実はホイールは
ボルトで固定する方が
剛性も高く
ナット方式だと
まずハブにボルトを付けて
更にナットでホイールを
固定しますから
2点固定となりますが
ボルト方式だと
ハブに直接ボルトで
固定しますから1点固定となり
剛性も上がるというわけです。
これは国産車も車重が増え
ホイールも大口径化してるから
剛性を上げる必要がある
というのが大きな理由で
前述のクラウンは21インチ、
現行のプリウスも純正で
19インチが採用されてますから
従来よりも高い剛性が
必要となりました。
でもそう考えると
昔からトルクスネジや
ボルトでホイールを固定している
欧州車は
コストよりも性能を
重視しているということが
言えるのかもしれませんね。
では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。
<今日のオススメ>
ホイールの固定方法を
変更することは難しいですが
剛性の高いナットや
ハブリングを装着することで
精度を上げることはできますから
ナットやハブリングのご相談も
ぜひNOBUまでお願いします。
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