ほぼ必須パーツだと思います。

こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、、

今日は市販のスピーカーを
取り付ける時に使う
プロテクトパーツの
紹介をしたいんですが

これは簡単に説明すると
スピーカーを保護するための
シート（EVA素材）で

EVA素材とは
Ethylen Vinyl Acetate
（エチレン酢酸ビニル共重合樹脂）
という樹脂の名前の頭文字を
取った略称のことなんですけど

プラスチックの一種として
例えばランニングシューズの
ミッドソールなどに
よく使われています。

上記の通り
柔らかい保護材なんですけど
プラスチックの一種ですから
水弾きや防水性能も高いので

これをスピーカーの裏に
傘のように取り付けて
雨などの水滴から
スピーカーを保護します。

もしかしたらあなたも

「えっ！そもそも
ドアの中に雨水が入るの？」

と思ったかもしれませんが

実は車のドアの中に
水が入るのは普通のことで

もしかしたら例外は
あるかもしれませんけど
私が知る限り洗車や雨天時
ボディを流れる水は
一度ドアの中にも入って

その後でドアの下にある
小さな水抜き穴から抜けていく
仕組みになっています。

だから洗車をして
拭き取りをした後でも
サイドステップの辺りに
水が垂れてくる
わけなんですけど

ドアと窓ガラスの間には
黒い水切りモール
（ウィンドウモール）
があるので

決してドボドボと
大量に水が入るわけでは
ありませんが

文字で説明すると

"水滴がポタポタと落ちる程度"

といった感じですかね。

前述の通り
ドア自体は水が入る前提で
設計されてますから
何の問題もないんですけど

簡易的な防水処理は
施されているとはいえ
長く使っていると
スピーカーのマグネットや
端子が錆びてしまうことも
多々あって

ドアの構造にもよりますが
ちょうど水の通り道に
スピーカーが付いてたりすると
ボイスコイルの部分まで
水が入ってしまい

最悪のケースでは
スピーカーから異音が出たり
錆びで固着して
スピーカーが動かなく
（音が出なく）なったりします。

もちろんこの保護シートを
取り付けたからといって
ドアの中の湿気が無くなる
わけではありませんから

スピーカーが
全く錆びなくなることは
ないんですけど

かなり寿命は長くなりますし
錆びで固着したりという
最悪のケースは高確率で
防ぐことができます。

ただこれはそもそも
どれくらい雨や水が入るか
というのが重要になるので

駐車場に屋根が有るかや
雨の日にどれくらい乗るかなど
愛車の乗り方にも左右されますが

せっかく高価なスピーカーを
取り付けて音が良くなっても
数年で錆びて音が出なくなったら
もったいないですから

うちでは
ほぼ必須パーツとして
スピーカーを交換する
お客さんにお薦めしてます。

では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。


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