賢い愛車の手放し方と"残クレ"について

こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、、

少し前にうちのお客さんが
車を買い換えるということで
今乗ってる車の査定を
させてもらったんですが

なぜかこういうのは
タイミングが重なるもので
違うお客さんからも
ほぼ同じくらいに依頼され
結局、2台を続けて査定しました。

どちらも
次は新車を買うので
ディーラーでも下取りの
査定をしていたそうですが

うちで査定をしたら
ディーラーの下取り価格よりも
20～40万円ほど高かったので
2台ともうちで
買い取ることになったんですけど

どちらも車両の状態が良く
それを加味しての金額です。

これは車の下取りや
買い取りに限らず古本や古着、
その他の中古品でも
同じだと思いますが

各お店毎に得意分野というか
高く買い取れる範囲みたいな
ものはあると思うので

病院のセカンドオピニオン
じゃないですけど

ディーラーや中古車販売店の
下取り価格だけを鵜呑みにせず
違う買い取り専門店などにも
査定を依頼した方が
良いと思います。

それからこれは
買い取りや下取りとは
少し違う話ですけど

新しく車を買う時に
残価設定型のクレジット、
いわゆる"残クレ"を
薦められることも
多いと思います。

でもこれも実は
よく考えないと
得することばかりでは
ありませんから

人によっては
普通のクレジットで
購入した方が良かったかも
ということがあって

そもそも残クレとは
3～5年後の残価（残存価値）を
あらかじめ設定して

残価以外の金額を
分割返済するローンの仕組み
なんですけど

例えば200万円の車を
残価50万円に設定し
返済期間5年で
残価設定型クレジットで
購入した場合は

200万円－50万円＝150万円（＋金利）

を5年間（60回）で
支払う形になるので

普通に200万円の車を
5年間（60回）で支払うよりも
月々の返済額は低くなる
というメリットはあるんですが

残クレの支払いを
5年間（60回）終えても
当然、残価がありますから
車の所有権は自分にならないので
期日が来たら車は
手放さないといけません。

そしてその際に

・車を返却して新車に乗り換え
・車を返却する（手放すのみ）
・残額を支払って車を買い取る

の3択を迫られるわけなんですけど

・利息がやや高くなる
・月々の走行距離に制限がある
・車にキズが付くと追加費用がかかる
・乗り換えは同じメーカーや
　同じ販売店でしかできない

などの制限があり

基本的に買い換えの
サイクルが長い人などには
向かないシステムに
なっていますから

自分の乗り方や
カーライフスタイルを
よく理解していないと
結果として損をする
可能性も出てきます。

メンテナンスパックなどと
一緒に薦められることも
多いと思いますが

必ず全員が得をする
ものではありませんから

そこはその場の流れや
ノリで契約してしまわないよう
気を付けてくださいね。

では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。


＜今日のオススメ＞

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