いつ曲がったんだろう？

こんにちは姫野です。
店内カウンターより、、、

先日、お客さんから

「ホイールのリムが曲がって
そこから空気が抜けるので
ホイールを交換したいです。」

と連絡があって

「いつも行く
ガソリンスタンドで
見てもらったら

ホイールのリムの
内側が曲がってると
言われたんです。」

とのことでした。

なので一度
うちのお店に来てもらって
ホイールを外して
内側を見てみたら

確かに内側のリムが
1cmくらい凹んで
曲がっていたので

「いつ曲がったんだろう？」

みたいな話に
なったんですけど

その曲がっている
リムの周辺には
傷や削れは無かったので

縁石などの硬い物に
リムが直接当たったわけでは
なさそうでした。

本人も走行中に
リムが何かに当たったような
大きな音が聞こえたことも無い
と言っていたので

タイヤごと強い力が加わって
曲がったのではないかと
推測したんですが

そのお客さんに

「道路の凹みに落ちたとか
縁石を乗り上げたとかは
ないですか？」

と聞いたら

「そういえば
少し大きめの石に
乗り上げたことがあって…

でもその時は大きな音も
聞こえなかったから
大丈夫と思ってました。」

とのことでしたから
たぶん原因はこれでしょう。

もちろんこれらのお話は
あくまでも推測なんですけど
一般的に扁平タイヤと呼ばれる
厚みの薄いタイヤは

空気圧の減った状態で
こうした大きな石や段差を
勢いよく乗り越えてしまうと

タイヤで衝撃を吸収できずに
ホイールのリムまで
衝撃が加わってダメージを
受けてしまうことがありますから

あなたも愛車に
薄めのタイヤを
履かせているのなら
空気圧の点検は
まめに行いましょう。

そしてこれは
毎回ここでも
お伝えしてますけど

何の異常も無い
正常なタイヤでも
微妙に空気は減っていて

このことは
タイヤメーカーの
ホームページや
カタログなどにも
書いてありますが

基本的にゴムは
空気を透過するので

"何もしなくても空気圧は
1ヵ月でおおよそ5％減っていく"

と言われています。

イメージ的には
タイヤから空気が
じわ～っとしみ出てる
感じなんですけど

各メーカーとも
空気を抜け難くする
技術的な工夫を
色々としてますが

今のところまだ
完全には止めれてないので
定期的に点検するしか
予防策はありません。

本当にゆっくりと
少しずつ減っていくので
とてもわかり難いですが

前述の通り
空気が減っても良いことは
1つもありませんから

あなたも
タイヤの空気圧の点検は
忘れないよう
気を付けてください。

それから
空気圧を点検する時は
なるべくタイヤが
冷えている時の方が良い
という注意点もあって

走行直後や気温などにより
10度上がると空気圧も
10kPa(0.1kgf/cm2)ほど上がる
と言われてますから

気温の差がある夏と冬でも
異なるというわけです。

それでもし
自分の愛車の正しい
空気圧の値がわからない
という人は

運転席のドアを開けた所の
車体側に貼ってある
空気圧のステッカーに
適正値(基準値)が
書いてありますから
そちらで確認してください。

では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。

PS、NOBUでホイールや
タイヤを交換した場合は
純正とは別で基準値を書いた
シールを貼っているので
そちらを確認してください。


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